@銀座のパーソナルジム
銀座で働くパーソナルトレーナー今村です。
お客様から、‟アーモンドにはダイエット効果があると聞いたのですが、本当ですか?”
というご質問をいただきました。
ということで今回はアーモンドに関する研究結果をご紹介。

アーモンドはダイエット中の間食として最適
▶︎アーモンドにまつわる研究
【目的】
アーモンドを食事時または間食時に食した場合の食後の血糖値, 食欲, 短期期間の体重増減, 及び空腹時血糖パラメータに及ぼす影響を検討すること.
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【方法】
被験者:2型糖尿病リスクのある男女137名(18-60歳).
期間:4週間
無作為化, 並列群間比較実験
アーモンドを食べるタイミングにより5群に分けた.
介入群❶:朝食時に43gのアーモンド
介入群❷:昼食時に43gのアーモンド
介入群❸:午前に間食として43gのアーモンド
介入群❹:午後に間食として43gのアーモンド
コントロール群:アーモンドなし
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評価:ベースライン時と4週間後に経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)及び急性摂食テストを実施.
身体計測, 生化学的および食欲反応を評価した.
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【結果】
アーモンドは食後血漿グルコース応答を低下させた.
効果は間食群で最も顕著であった.
更に, 間食群は急性摂食テスト時に空腹感と食欲が低減した.
4週間後の身体測定と空腹時血糖値は, コントロール群と介入群の間で差は認められなかった. アーモンド摂取エネルギーが総摂取量に過剰に上積みされることはなかった.
すべてのアーモンド群で※1一価不飽和脂肪とα-トコフェロール摂取が有意に増加した.
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【結論】
アーモンドは摂取後の代謝と食欲に有用的であり, 体重を増加するリスクを減らす.
アーモンドが健康的な間食として, 選択肢の一つであることを示唆している.
ということですが、
ちょっとわかりにくいので解説をしていきます。
朝食時、昼食時、午前中のおやつとして、午後のおやつとして、それぞれにアーモンドを食べてもらう実験を行いました。
その結果、おやつとして食べていたグループが最も空腹感と食欲が低減しました。
また、アーモンドを食べたからといって、摂取カロリーが過剰に増加することもありませんでした。
このことからアーモンドが健康的な間食の一つであり、ダイエット中に間食として摂取することによって体重の増加を防いでくれる役割が期待できます。
※1:一価不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸の代わりに摂ると、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らし、動脈硬化の防止に役立つ善玉コレステロール(HDLコレステロール)は減らさないという性質があります。多価不飽和脂肪酸より酸化されにくい利点がありますが、悪玉コレステロールを減らす作用は、多価不飽和脂肪酸よりは弱いものです。
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