@銀座のパーソナルジム
銀座で働くパーソナルトレーナー今村です。
「タバコをやめると太っちゃう」
こんな話を聞いたことありませんか?
実はこれ本当の話です。
健康のため、ダイエットのためにタバコをやめたら逆に太った…
とならないように、今回は“タバコをやめると太ってしまう仕組み”についてお話していきます。

ホルモンの影響
『タバコをやめると口が寂しくてつい食べてしまう。』
これ、タバコをやめた方が口にする言葉です。
口唇を刺激すると安心ホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌されます。
タバコを咥える事で唇に刺激がはいりオキシトシンが分泌され、落ち着きます。
タバコを吸う事でリラックス状態を作れます。
ところが、タバコをやめるとオキシトシンが分泌されません。
だから落ち着かなくなる。
安心するために何かを口にして(食べて)オキシトシンを分泌させる。
そして太る。
こんなスパイラルにはまります。
また、タバコに含まれる成分とホルモンの作用も関係があります。
タバコに含まれるニコチンには、男性ホルモンを女性ホルモンに変えるアロマターゼという酵素の働きを抑制する作用があります。
タバコをやめるとこのアロマターゼの働きが活発になり、女性ホルモンの量が増加します。
女性ホルモンには脂肪を蓄積しようとする働きがあります。
このことによって脂肪が蓄積し、太りやすくなるといった面もあります。
また、女性ホルモンには少しでも余剰カロリーがある時に将来に備えて溜め込もうとする働きもあります。
これは妊娠・出産に由来する機能です。
太ってくると脂肪細胞からレプチンというホルモンが分泌されます。
このレプチンはもう食べるなという命令を脳に出します。
これは太りすぎないようにするためのフィ−ドバック機構です。
しかし、このレプチンはある程度太らないと分泌されないようになっており、妊娠・出産するにはある程度太らないといけないように体は仕組まれています。
生活習慣を見直そう
タバコをやめると太ってしまうのはホルモンの影響によるところが大きく、こればっかりはどうにもなりません。
しかし、生活習慣を見直すことでカバーすることはできます。
例えばブドウ糖にはグレリンの分泌を抑制する働きがあります。
また、アーモンドにも食欲を抑える働きがあることがわかってきています。
このように、ブドウ糖とアーモンドを食べて食欲を抑えたり、トレーニングを行って代謝率を上げたりと生活習慣を変えれば十分に補うことができます。
せっかくタバコをやめたのなら、タバコのせいにするのではなく、生活習慣を見直せば脱リバウンドはは可能です。
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