@銀座のパーソナルジム
銀座で働くパーソナルトレーナー今村です。
“ダイエット=体重を落とす”
と思っている方が多いいですが、体重を減らすことがダイエットではありません。
それは減量です。
ダイエットとは本来生活習慣という意味になります。
単に体重を減らすことではなく、それまでの太ってしまう生活習慣から太らない生活習慣に変えることがダイエットである。
ということで今回はダイエットの話。

ダイエットの意味について考える
糖質制限やハードなトレーニングなどの生活習慣になりにくい方法は、減量であってダイエットではありません。
だから体重は減るけど維持するのが凄く難しいのです。
ダイエット方法と減量法は似ていますが、厳密にいうと違います。
この意味を取り違えているからダイエットがうまくいかずリバウンドしてしまうのです。
ダイエットは生活習慣なのでこれを変えないとダイエットは成功しません。
世界一シンプルな誰でもできるダイエット方法
ダイエットの基本戦略で一番大事なことは、“摂取カロリー<消費カロリー”になる様に生活をすると言うことです。
この考え方が基本になります。
どんなに痩せると評判の運動プログラムを行ったとしても、ビタミンやミネラルなどの栄養バランスに気をつけたとしても、食べ過ぎていたら絶対に痩せません!!
“食事の量を減らして運動量を増やす”
おそらくダイエットをしたことがある方であれば一度は試したことがある方法ではないでしょうか?
そして、このダイエット法を始めて最初の数週間は、面白いくらい体重が減ります。
特に20代前半はこの方法だけでも減量は成功します。
ところが、同じ方法でも20代後半からはうまくいきません。
なぜなら、20代と30代では外見は同じような感じでも、細胞レベルで見ると全く違っているからです!
と言うことで、次は年齢を考慮したダイエット方法についてお話を進めていきます。
年齢を考慮してダイエット
30代を超えると色々と体に変化が現れます。
そのため、20代の頃と同じようなダイエット方法を頑張っても「なんか昔みたいにうまく痩せない」となります。
このようにお悩みの方は少なくありません。
体験でいらっしゃるお客様の多くが「20代前半の頃と同じことをしても痩せない」、と仰っています。
最近では20代前半の女性のお客様も同じことを言っていますが…
年齢に関係なく効果的にダイエットを行っていくためには、20代と30代以降の体の違いを知っておかないといけません。
年齢が上がるとそれまでとは違いさまざまな変化が現れます。
その現象を老化と呼びます。
科学的な見方をすると老化には2種類あります。
一つはシワが増えたり筋肉が衰えたりする外見(見た目)の変化と、体の中で起こる内臓の機能低下する個体老化。
もうひとつは、体を構成する細胞が古くなる、もしくはなくなっていく細胞老化です。
筋肉が落ちれば、当然ですが基礎代謝量が落ちて太りやすくなります。
内臓機能が低下すれば、栄養の吸収や排泄能力も低下してしまうため、これも太る原因の一つになります。
このように、加齢とともに体の外、中、そして細胞レベルでさまざまな変化が起こっているので、20代と同じことをしてもダイエットが上手くいかないのは当たり前なんです。
また、人間は40歳を過ぎると一部の体内ホルモンの分泌量が低下しはじめます。
特に、すべての女性ホルモンは40歳を過ぎると急速に低下しはじめ、完全閉経という変化を迎えます。
30歳の時の内臓の機能を100とすると、90歳での肺活量は60%、腎機能は50%、心臓の機能は50%に低下しています。
30歳以降毎日毎日少しずつ少しずつ、気がつかないレベルで確実に衰えていきます…
ペンシルバニア州立大学のエバンス博士らによると、「毎日のエネルギー消費量は、成人期を通して徐々に低下する」とあります。
この一番の原因は筋肉の量の減少にあるとし、運動量の少ない人では30代〜80代の間に約15%低下するとしています。
エバンス博士は筋肉量の維持と減少の予防が代謝率の低下の予防に役立つと報告しています。
つまり“筋トレをして筋肉量の維持、または減少を予防しましょう”ということです。
また、筋肉の減少は、骨密度、インスリン感受性、有酸素容量の低下も招くと言っています。
そして厄介なのが、加齢とともに筋肉を構成するタンパク質の合成能力が低下することです。
この、合成能力が低下すると筋量は減り、筋力も減り、有酸素耐性も低下してしまいます。
20代と同じような方法でトレーニングや食事をしても筋肉がつかない原因の一つはここにもあります。
ミネソタ、メイヨークリニックのプロクター博士の研究チームは、これらの変化がインスリン様成長因子1、テストステロン、硫酸デヒドロエピアンドロステロンの低下と関連していることを発見しています。
※インスリン様成長因子1:タンパク質の合成、脂肪分解の促進、骨密度強化。
※テストステロン:筋肉の増加など。筋トレをすると分泌量が増える。
※硫酸デヒドロエピアンドロステロン:男性ホルモンの一種。肥満防止など。
他の研究では、足腰の筋肉が一番老化の影響を受けやすく、70歳になる頃には約半分になっているという結果も報告されています。
ご自身の年齢に合わせたトレーニング方法を続けていくことがダイエットにおいて重要だといえます。
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