@銀座のパーソナルジム
銀座で働くパーソナルトレーナー今村です。
“効果的にダイエットをしたいなら休肝日を作ろう”
ということで今回は肝臓の話です。
ダイエットにおいて肝臓を休ませることはとっても大切です。
カロリーが高いためお酒を飲むと太ると考えられていますが、太るか太らないかで言えばジュースなとそんなに変わりません。
それよりもアルコールを代謝している時他の機能がほぼ停止していることがまずいのです。
パーソナルジムでトレーニング後にプロテインを毎回飲んでいるという方も肝臓を休めせることは大切です。
肝臓の働き
肝臓の大切な機能の一つに解毒があります。
肝臓は環境毒素や代謝毒素などの人体にとって有害な物質から体を守ってくれます。
アルコールも体にとっては毒になるので必ず肝臓で分解されます。
胃や小腸で吸収されたアルコールは肝臓に運ばれた後、無毒化され最終的に水と二酸化炭素に変換され体の外へ排出されます。
アルコールに弱い人がすぐに酔っ払ってしまうのは、アルコールを分解する能力(アルコール代謝能力)が低いため、解毒が追いつかずにアルコールが血流に漏れ出してしまうからです。
アルコールを処理するためにかかる時間は、日本人の場合概ね1時間あたり4gとされています。(出典:財団法人自己分析センター)
例えば、 体重60kgの成人男性が瓶ビールを2本飲むと、無毒化するのに約6〜7時間かかるとされています(出典:公益社団法人アルコール健康医学協会)
夜にお酒を飲んだ場合、寝ている時間のほとんどがアルコールの処理にかかってしまうので、他の機能はほとんど作用していないと言われています。
そしてこれが太ってしまう原因になります。
飲酒をすると寝ている間にタンパク質、炭水化物、脂肪の処理をし、胆汁、グリコーゲン(糖質)、代謝に使用する血清タンパク質を合成がほとんどされないと言うことになります。
その結果、処理できなかったタンパク質や糖質は脂肪となりそれが蓄積され太ってしまいます。
ジムでのトレーニング後にプロテインを飲まれる方で、飲酒をする方は注意が必要です。
せっかくプロテインを飲んでも、アルコールの分解に肝機能を使われてしまったら、筋肉の合成はできなくなってしまいます。
解毒といえば風邪薬も同じです。
風邪などを引いた時に飲む薬も体にとって毒と判断してしまいます。
高齢者ではこの解毒機能が弱まっているために薬が効き過ぎてしまうケースがあるそうです。
なぜ薬の話をしたかというと、トレーニングのやりすぎで風邪を引く方が多いからです。
最近の研究で、トレーニングの日数と免疫力には相関関係があることがわかってきました。
強化合宿中のラグビー選手の健康状態を1カ月間調べた結果では、普段は体の奥に潜伏しているEBウイルスが、32人中27人で活性化。その直前には、病原体から体を守る免疫グロブリンA(IgA)の分泌量の低下も確認された。また、IgAが下がるにつれて、のどの痛みや咳などのカゼ症状の出現数も増加した。つまり、強化合宿中にはそれだけ免疫力が落ちたというわけだ。”
(日経オンラインより)
このように激しいトレーニングを行うと、健康になるどころかかえって不健康になってしまいます。
筋肉痛は免疫反応の一種です。
週に3回以内であれば問題ないが、3回を越えるとこの免疫反応を抑えようとして免疫力を下げ、風邪を引きやすい状態を作ってしまいます。
ハードにトレーニングをした結果、風邪を引いて薬を飲む。
その結果、肝機能が弱まりうまく脂質が代謝されない。
ダイエット失敗… と、なりかねません。
やはり年齢に合わせた強度で行うこともダイエットを成功させるには大切です。
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