@銀座のパーソナルジム
銀座で働くパーソナルトレーナー今村です。
僕たちの体の主な材料は、たんぱく質、水、脂質です。
実は、みなさんが何かと目の敵にしている脂質も僕たちの体を作っている大切な材料なんです。
だから、ダイエットのために脂質をカットしてしまうと、体づくりの材料が足りなくなってしまうんです。
たんぱく質や水はなんとなくイメージできるかもしれませんが、脂質も体づくりに大切だと説明すると少し驚かれます。
今回から何回かにわたって脂質(油)について解説していきます。
このシリーズを読み終える頃には、油はあなたのダイエットにとって強力な仲間になってくれるでしょう。

体の材料となる油(脂)
私たちは数十兆個の細胞から作られています。
その細胞と細胞の壁となっている細胞の膜(細胞膜)は脂質を材料にして作られています。
細胞膜は細胞の中と外の環境を厳密に仕切る役割を担っています。
細胞の中には、必要とされる物質が必要なタイミングで、適切な量だけ入っていくことが許されています。
もし、細胞の中に不要な物質が入り込んでしまったり入り込む量が多すぎたりすると、僕たちの体は正確に機能しなくなってしまいます。
このほか、ホルモンの材料になったり、角質糖リポ蛋白と一緒に皮膚から水分が蒸発するのを防いだり、エネルギー源として使われたりしています。
エネルギー源は有名ですが、肌の水分蒸発を防いでいることはあまり知られていないんですよね。
たんぱく質やビタミンCを摂っているのに肌がカサカサしている方は、脂質不足を疑ってみてください。
酸化した油は体に悪い
あまり知られていませんが、油はとてもデリケートです。
紫外線に弱く、熱にも弱いのです。
紫外線を浴びると酸化してしまい、健康に害をもたらします。
熱も同様で、温度が上がると酸化してしまいます。
このように割と簡単に酸化してしまいます。
酸化した油を体の中に入れるとガンになりやすくなります。
アレルギー体質も酸化した油が原因ということもあります。
その上、抽出するのにとても手間がかかります。
今でこそ油は安く手に入る様になりましたが油は本来は高級品です。
値段の高い油は黒い瓶に入って売られています。
その理由は紫外線による酸化を防ぐためです。
スーパーでペットボトルに入って売られている油は、紫外線を防ぐ加工がされていないモノが多いので、陳列の段階ですでに酸化している可能性が非常に高いと言われています。
だから、カロリー0とかコレステロールが0とかに関係なく、あの油はかなり体に悪いのです。
話は少しそれますが、そもそも悪玉(LDL)、善玉(HDL)とか関係なく、小レストレロールは体にとって必要です。
むしろないと困ります。
つづく。
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