【著者紹介】今村まさふみ 『下半身痩せダイエットとリバウンドしない体作り』をコンセプトに東京・銀座でパーソナルトレーナーとして活動中。科学的根拠に基づいたプログラムを作成し、芸能人をはじめ多くのお客様から支持を得ている。私の自己紹介はこちら(執筆中)
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身だしなみに無頓着になると太りやすいのをご存知でしょうか?
私の様に「そもそもファッションに興味がない」というケースは別ですが、脳の内側前頭皮質という部位の活動が低下すると、ファッションなどに無沈着になってしまいます。
その原因はストレスです。
ストレスに継続的に晒されファッションに無頓着になっていく、それは太りはじめのサインかもしれません。
服装に限った話ではなく、女性であれば化粧、男性であれば髪型や髭など見た目が乱れ始めたらそのサインかもしれません。
また、ストレス発散に食べてしまうこともありますが、その根本はホルモン分泌と脳の働きに深い関係があります。
ダイエットのために運動や食事を頑張っていてもそれがストレスと感じてしまったら、本末転倒、痩せることはできません。
ということで今回はストレスと肥満の関係、その解消方法を解説していきます!
お知らせ
内側前頭皮質にストレスが掛かると見た目がだらしなくなる
内側前頭皮質はストレス反応を調節するために重要な役割を果たしています。
ストレスが続くと内側前頭皮質は疲弊し、正常な機能を果たすことができなくなります。
内側前頭皮質は主に以下のような機能を担っています。
- 意思決定:複雑な情報を処理し、最適な選択肢を選択するための認知プロセスに関与しています。
- 注意力:外部からの刺激や内的な情報の処理を適切に調整することで、タスクに集中しやすくなるとされています。
- 社会的判断:他者の行動や意図を理解するための社会的判断に関する機能を担っています。
見た目に気を気にするというのは社会的判断の一つといわれているので、内側前頭皮質の機能が低下すると見た目がだらしなくなる可能性があります。
また、内側前頭皮質は感情や行動の調整に関与しています。
ストレスが増加するとこの領域の活動が低下することが知られていて、不安、抑うつ、注意力の低下、行動の変化などが引き起こされる可能性があります。
ストレスを感じ続けて見た目をみにしなくなったら、それは太りはじめのサインかもしれません。
ストレスは左脳の働きを抑制する
ストレスを継続的に受けるとストレス応答が脳内で繰り返され、脳の機能が変化し一部の領域が抑制される可能性があります。
特に左脳の機能が抑制されることが知られています。
左脳は、言語、論理的思考、計画、分析、数学的処理などを担当しています。
ストレスによって左脳が抑制されることでこれらの機能が低下する可能性があります。
ストレスを抑制するために副腎皮質から放出されるコルチゾールが脳内の神経細胞に作用することにより、左脳の活動が抑制されます。
左脳の働きが抑制されると、論理的な思考、分析、言語が扱いづらくなります。
ストレスに晒され続けると、先ほどの内側前頭皮質の抑制とあわせて、注意散漫、論理的に物事を判断することが困難になってしまうのです。
コルチゾールが分泌されると体重が増加する
このブログでも何度も紹介してきましたが、コルチゾールが分泌されると体重が増加することがあります。
コルチゾールが増加すると、脂肪組織内の脂肪細胞が増殖し、脂肪細胞からの脂肪酸の放出が促進されます。また、コルチゾールが増加することで、インスリンの効果が低下し、血糖値が上昇します。これらの影響により、コルチゾールが長期的に増加すると、体重が増加する可能性が高くなります。
さらに、コルチゾールが増加すると食欲や食事量が増加することも報告されています。
これは、コルチゾールがストレスに対する対処力を高めるために、脳の中枢にある食欲を制御する部位に影響を与えるためと考えられています。
急性ストレスで分泌されるコルチゾールは、脂質分解作用(リポリーシス)を有し、糖質、脂質、アミノ酸のミトコンドリア利用を亢進
しますが、慢性的に分泌されると脂肪が蓄えられることが確認されています。
※参考:コルチゾールと脂質代謝
長期間渡ってストレスに晒されると
長期間にわたるストレス反応が続くと、アドレナリンやノルアドレナリンの分泌が減少し、代わりにコルチゾールの分泌が優位になることがあります。
しかし、このような状態が継続すると視床下部からの放出促進因子が低下し、結果として下垂体前葉からのACTH(副腎皮質刺激ホルモン)の分泌が低下します。
ACTHは副腎皮質を刺激しコルチゾールの分泌を促します。
長期間にわたるストレス反応が続くと放出促進因子が低下するため、ACTHの分泌量が低下しコルチゾールの分泌量が減少します。
このように、ストレス反応が長時間持続すると、視床下部-下垂体-副腎皮質軸の機能が低下し、結果としてコルチゾールの分泌量が減少します。
そのため、過度なストレスや慢性的なストレスは、副腎皮質機能低下症やうつ病などの健康問題を引き起こす可能性があることが報告されています。
もう見た目どころの話ではありませんね。
ストレスは食べすぎる
ストレスが加わると、交感神経の興奮によってアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されます。
これらのホルモンは体内のエネルギーを増加させることでストレスに対する対応力を高めます。
コルチゾールはブドウ糖を産生することでエネルギーを供給します。
ストレス反応が持続するとアドレナリンやノルアドレナリンの分泌量が増加し、その結果、一時的に食欲が抑制されます。
しかし、ストレス反応が長時間持続すると、コルチゾールの分泌量が増加し食欲が増加します。
また、ドーパミンを出すために「食」という行動が強化され、ストレス発散のためについつい食べ過ぎてしまいます。
ストレスを発散しよう
ということでここからはストレスの発散方法について。
内側前頭皮質の機能を強化することでストレスが解消されることが知られています。
内側前頭皮質は脳、ストレス応答や情動の制御、自己調整、社会的判断、意思決定、注意力などに関わっているので、これらの脳領域の機能を強化することは、ストレスに対する適応力を高め、メンタルヘルスの向上に繋がります。
内側前頭皮質を強化する方法としては、以下のようなものが挙げられます。
マインドフルネス瞑想
マインドフルネス瞑想によって内側前頭皮質の活動が増加することが知られており、機能を改善することができます。
自己と向き合うことがとても大切です。
運動
運動によって脳内の神経伝達物質が増加し、内側前頭皮質の活動が増加することが知られています。
特に自然の中での運動が内側前頭皮質の活動を増加させることが報告されています。
ウエイトトレーニングも効果的です。
腕を曲げる、足を曲げるといった単純な動きで筋の収縮を感じると、今ある自分の状態を認知できるので効果的といわれています。
睡眠
睡眠不足は内側前頭皮質の機能低下につながることが知られており、適切な睡眠をとることが重要です。
まとめ
ストレスに負けない体を作るために、普段から内側前頭皮質を強化することが大切です。
すこしオシャレな服を着て目的もなく大自然を散歩する。
坐禅を組む、瞑想する。
見た目に気を遣う、などなど。
ダイエットのために運動を頑張るものいいですが、ためには自分と向き合うために運動をするのも悪くありません。
まとまりがない文章になってしまいましたがなんとなく伝わってでしょうか??
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