@銀座のパーソナルジム

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30歳を超えてダイエットはじめるなら、ランニングとウォーキングの組み合わせることが効果的にダイエットが成功します.
なぜなら、体の状態は20代と30代では全く違うからです.
米国運動協議会によると、体重63kg(140lbs)人がランニングをすると、1分間あたりに消費するカロリーは約13.2kcal、ウォーキングをすると約7.6kcalを消費するとあります.
つまり、30分間のランニングをした場合は約396kcalを消費し、30分間のウォーキングをした場合は約228kcalを消費します.
また、『The Journal of Strength and Conditioning Research』に掲載された論文によると、ランニングをした人は、ウォーキングをした人よりもアフターバーン効果(運動を終えた後でも、体が通常の安静状態に戻るまでカロリーを燃焼し続ける効果)が5分長く持続することが報告されています.
この様に消費カロリーだけを考えればランニングをした方がダイエットに効果的なのは間違いありません.
けれども、体の状態のことを考えたらどうでしょうか??
社会人になってからほとんど運動をしていない人がいきなり30分も走るとどうなるか??
残念ながら膝や足首などの股関節を痛めてしまいます.
ダイエットをするために走ったら体を痛めてしまい運動ができなくなる.
そして運動 不足で太る.
本末転倒です.
気持ちは若くても30代以降では体は確実に衰えています.
ということで、ランニングの方が消費カロリーが多いからといっていきなり走るのではなく、体が慣れるまでは「走ると歩く」を3:7くらいで行うのがおすすめです.
体が慣れてきて徐々にランニングの比率をあげていく.
これがプロがおすすめするダイエット法です.
ダイエットは「日常生活」という意味です.
まずは日常生活の中でも出来る範囲の強度でダイエットをスタートさせてください.
